花粉症対策で大人気!?べにふうき品種とは?
「べにふうき品種」は紅茶・半発酵茶(ウーロン茶等)用のアッサム種です。
1995年(平成5年)に品種登録されています。
「べにふうき品種」緑茶の特徴
べにふうき品種は他品種には殆ど含まれない「メチル化カテキン」が豊富に含まれています。
このメチル化カテキンは高い抗アレルギー効果を維持できると期待されている成分です。
つまり、花粉症対策にお勧めのお茶です!
なお、メチル化カテキンは”緑茶”として加工されたものにしか含まれていません。
効能を期待したい場合は、べにふうき“緑茶”を飲んで下さい。
「べにふうき品種」紅茶の特徴
べにふうき品種の紅茶は“まろやかで華やかなフレーバーが抜ける味わい”です。
茶葉本来の優しい味わいなので、シーンを選ばずに飲みやすい紅茶に仕上がっています。
日本の紅茶は味が落ちたと言われてる昨今ですが、この紅茶はストレートで飲んでも美味しい出来になっています。
べにふうき品種:お勧めのお茶
べにふうき品種のお茶には、緑茶と紅茶の2種類があります。
以下にオススメのお茶を紹介します。
メチル化カテキン豊富な「緑茶」
“べにふうき緑茶”はちょっと飲みにくい!と感じる方も多いと思います。
しかし、杉本園のお茶はちょっと違います。
べにふうき緑茶は収穫・製造後に真空パックをします。
その後、0℃の冷蔵庫で一年間熟成させます。
熟成後には味・香り共に飲みやすくなったものを加工・袋詰めしていきます。
パウダー茶:べにふうき
べにふうき緑茶のパウダー茶はその場でパッと作って頂けます。
しかし、作り置きできないのが欠点です。
昼間は会社で働く方や、出張や旅行に持って行きたい!という方にお勧めです。
ティーバッグ:べにふうき
べにふうき緑茶のティーバッグは朝作っておけば、一日なら作り置き出来るので便利です。
一日中家に居る方や、出先にも水筒を持って行ける方にお勧めです。
華やかな香りが特徴の「紅茶」
“べにふうき紅茶”は加工後(発酵→乾燥)に真空パックをします。
その後、約1年は常温でジワジワと熟成・発酵を促します。
茶葉はしっかりと乾燥していますが、常温に置くことで少しずつ変化をしていきます。
その後、0度の冷蔵庫の中に入れて発酵を止めます。
こうして時間を掛けて出来た紅茶は“華やかで香りのある味わい”に仕上がります。
紅茶:べにふうき
リーフ(茶葉)のべにふうき紅茶です。
熱湯を注いだ瞬間立ち上る華やかな香りは素晴らしいの一言です。
味も奥深く柔らかな旨味があります。
農家から見た「べにふうき品種」
「べにふうき品種」は緑茶・紅茶共に素晴らしいお茶です🍵✨
緑茶製造すれば花粉症対策のお茶に、紅茶加工すれば華やかな味わいのお茶になります。
生育も他品種に比べて病害虫に強く、幹も太く成長しました。
茶葉は固めで、やぶきた品種などの中国種とは違うな~と感じます。
緑茶にする製造時も青臭みが強く、出来た緑茶の味も少し癖が強いです。
でもこれが「メチル化カテキン」の味なのかな?🤔と勝手に思っています。
紅茶加工は一つの機械(揉捻機)で茶葉に圧力を掛けて揉んでいきます。
最初青みの強い香りがするのですが、約一時間もすれば色も香りも紅茶に変わります。
べにふうき品種と出会ってから、今まで知っていたつもりだったお茶は、その一面だけだったんだな~と感じました😁