宇治生まれの高級品種!あさつゆ品種とは?
あさつゆ品種は、宇治在来種から選別された品種です。
やぶきた品種と同じ1953年(昭和28年)に品種登録されました。
栽培面積は全体の1%位とあまり多くはありません。
温暖な気候に適し、鹿児島県南九州市(知覧茶)で、全体の約40%ほど生産されています。
天然玉露と称される「あさつゆ品種」の特徴
高級品種の先駆けとされるこのお茶は、水色がお抹茶に近い濃緑色をしています。
渋みも少なく、味・香り共に特徴があり、とても上品な味わいに仕上がっています。
この上品な味わいが”日光を遮断して作る玉露”に近いことから、日光を遮断しなくても出来る玉露……「天然玉露」と呼ばれています。
あさつゆ品種:オススメのお茶
あさつゆ品種は上品な旨味のあるお茶です。
普段より落ち着いてお茶を楽しみたい方にオススメのお茶です。
以下にオススメのお茶を紹介します。
高級深蒸し煎茶:あさつゆ
天然玉露と呼ばれる”あさつゆ”ですが、より近づける為に被せ*1をする方も多いです。
杉本園の「煎茶:あさつゆ」は被せを一切していません。
より自然で、より“あさつゆ”らしい味わいをお楽しみいただけます。
同じ旨味のある”やぶきた”がスッと喉に抜けていくのに対して、口の中にフワッと旨味が残るお茶になります。
5月の新茶時期にパッと売り切れてしまうので、お早めにご注文いただければと思います。
よろしくお願いします。
*1黒いシートをお茶に被せて日光から遮断するする事
農家から見た「あさつゆ品種」
「あさつゆ品種」は凄くデリケートなお茶で、「天然玉露」と呼ばれるほど上品な味わいです。
新芽の伸びは他の品種に比べ、とてもゆっくりと成長します。
そのため、結果として面積あたりの収穫量は少なくなります。
昔から高級品として扱われるのも納得します。
杉本園でもあさつゆ品種の畑を増やしていますが、成長が凄く遅いです🌱
自然栽培では甘い・旨い品種より、渋い品種の方が向いているように感じます。
それでも、あさつゆ品種を増やしたい理由は一つ!!
本当に美味しいんです!!😋✨
杉本園の「煎茶:あさつゆ」は新茶時期に売り切れる程の人気商品です。
肥料が入っていない分、より品種ごとの味を感じやすいお茶になります。
優しく味わい深い杉本園のお茶を、是非お試し下さい🙏